映画イミテーションゲーム
ベネディクトカンバーバッチ主演、イミテーションゲームのレビューです。
あらすじは以下です。
第二次大戦中にドイツ軍の暗号を解読するために、ケンブリッジ大学所属のアランチューリングが呼ばれた。
そこで、彼はドイツ軍の暗号機エニグマに対処できる機械を作った。
ここで、エニグマによる敵を苦戦させる仕組みです。
以下の記事を参考にしてます。
(http://www.hummingheads.co.jp/reports/series/ser01/110714.html)
1文字ごとにスクランブラーが別の文字へ10回変更します。
だからAと打っても受け手はUで取るかもしれません。
情報共有したいときのエニグマの使用方法。
まず、情報通信役全員にエニグマを配ります。
スクランブラーの並び順は全員共通にします。
打ちたい文を打つとスクランブラーを通して対応する記号に変換され、暗号として送られます。
暗号を自分のエニグマに打つと、元の文になります。
よって受け手がスクランブラーの順番を知らないと、暗号解読できません。
ドイツ軍は、このスクランブラーの順番を毎日変えるのです。
10回も変換された文字をどうやって元に戻すのか。
頭を抱えてしまいそうになります。
しかし、アランチューリングは違った。エニグマによる暗号を解読するために、クリストファーを作った。
これが本当にすごいのです。
以上、エニグマについて言及してきましたが、これを知らなくても楽しめる映画になっています。制作側の力量に感嘆しました。
以下、感想です。
天才は孤独だし理解されない。
だから理解できる人になりたい。
自分を天才と密かに思う方はこの映画を観て判断するのが良いかと思います。
私は明らかに理解する側でした。