都内の大学生のブログ

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映画 プレシャス について

今日はアマゾンプライムでプレシャスを観たのでレビューします。

舞台はアメリカ。
母親と二人暮らしの主人公プレシャス。
彼女は黒人女性で、母親の生活保護で暮らしている。

プレシャスは16歳で学校に通っている。父親に2度孕まされており、生まれた上の子は障害を持ち祖母のもとで暮らしている。2人目はお腹の中にいる。

母親は生活保護から抜け出す気はなく、プレシャスに身の回りのことをやらせており、少しでもプレシャスが不満を見せれば暴力を振る。

映画冒頭で、プレシャスは妊娠したことにより退学、代替学校へ通うことに。

街を歩けば極端に太い体型のためか侮辱され、母親には「誰もお前を必要としていない」と言われ、彼女は人生の暗黒にいた。

しかし、代替学校で出会った人々により変わっていく。

という感じですね。

以下、教訓です。
プレシャスは中学の時に一度半分ほど目を通したので、上記の内容への衝撃はありませんでした。よって、「これはアメリカの社会問題を取り上げてうんぬん。日本でもうんぬん」みたいな話は高校生ごろに終えてます。
それよりも。
プレシャスは日々の辛さを軽減するためか、外へ目を向けません。だから、現状から抜け出す道が見えなくなっていました。
しかし、読み書きができるようになり、代替学校という居場所ができたことで視野が広がっていきます。
そして、彼女は明るく前に踏み出しました。

つまり。人々と関わることや情報アンテナを広げて外の世界に関心を持つことが重要です。

最後は当たり前のことばで終わりましたね。